Geomagic DesignX

ソリッド対応3D設計用リバースモデラ

 

スキャン / ポリゴンデータから、
パラメトリック 3D 設計モデルを高速生成

 
機能紹介 活用事例 エディション比較


最高の 3D Scan-to-CAD ソリューション
スキャンデータから正確なデジタルパラメトリックCADを構築

Geomagic DesignXは、履歴ベースのCAD機能と、3Dスキャンデータ処理機能を組み合わせた業界唯一のリバースエンジニアリングソフトウェアです。ポリゴン・点群データから、一般的なCADソフトと互換性のあるフィーチャーベースのソリッドモデルを作成します。

Flexible

市場の多くの3DスキャナのデータをGeomagic DesignXに直接取り込み

Fast

従来のツールと比較し、3倍から10倍の速さで3DCADデータを作成

Simple

スキャンデータ処理とCADワークフローを一元化

 

活用用途・業界

カスタムパーツ製作

・計測、設計の工数削減
・事前の干渉チェックが可能

デジタルアーカイブ

・現物保管の維持管理コスト低減
・再現性の向上

デジタルツイン

・解析上での改善案の検討

・分析結果から予知保全が可能

メンテナンス

・時系列の評価が可能
・具体的なフィードバック

アフターマーケット

・三次元的に高い精度で設計
・設計の最適化

設備検討

・CAD上で接続パーツを設計
・導入経路検討での活用

業界

航空宇宙 自動車 法医学
建築 インフラ 医療

リバースエンジニアリングとは

3Dスキャナで現物を3DデータとしてPCに読み込み、スキャンデータを参照として3D-CADデータに変換します。用途に合わせて寸法等の設計要素を付け加え、設計データへ変換します。

 

スキャンデータ
>>>

再設計

>>>

3D-CADデータ

ワークフロー

データの読み込み

点群/メッシュ
データ処理

フィーチャ
モデリング

自由曲面
サーフェイス化

・スムージング
・ノイズ除去
・穴埋め など

高品質なメッシュデータ

・フィーチャ抽出
・ソリッド/サーフェイス
 モデリング

設計データとしてCADへ

・パッチネットワーク
 作成

解析やツールとして活用

機能紹介


機能紹介
スキャン・点群/メッシュデータの編集

スキャナの直接制御

→ 主要メーカーのスキャナで直接スキャン及びスキャンデータ読み込み

多様なスキャンデータに対応

→ 60種類以上のポリゴン/点群データの読み込み

点群データ編集機能

→ 統合:複数の点群データを1つに統合

 

→ 間引き:点群データの削減

 

→ ノイズ除去:不適切なノイズを除去

 

→ メッシュ化:点群データをメッシュデータに変換

 

メッシュデータ編集機能

→ 修正ウィザード:多様なメッシュの欠陥を自動修正

 

→ リメッシュ:メッシュ全体を再構成し品質改善

 

→ 間引き:ポリゴン数の削減

 

→ スムージング:ポリゴンの滑らかさを向上

 

→ 穴埋め:メッシュ形状に合わせた穴埋め

 

機能紹介
モデリングツール・ウィザード

モデリングツール

→ 領域分解:メッシュを幾何形状グループごとに自動分割

 

→ 座標合わせ:データを座標系に整列

 

領域を使用して
★ 座標合わせ
★ 参照幾何形状作成
★ サーフェス幾何形状作成 など

→ 参照幾何形状作成:平面/線/点などの作成

 

ソリッドボディモデリング

→ 断面抽出 / スケッチ作成:スキャンデータから断面を抽出

 

→ サーフェス幾何形状作成:領域から平面や円柱等を作成

 

→ ソリッド作成 (押し出し・回転)
  :スケッチからパラメトリックなモデル作成

 

→ 自由曲面作成 (メッシュフィット)
  :領域から自由曲面サーフェースを作成

 

ウィザード機能

- 簡単操作で高品質なソリッド / サーフェースデータを作成

- 通常モデリングと同様の履歴で編集が簡単

→ ロフトウィザード

 

→ 回転ウィザード

 

機能紹介
曲面モデリング・その他

自由曲面モデリング

→ パッチネットワーク:ワンクリックでNURBSサーフェースモデルを作成

 

■ 機械的モデル

 

■ 有機的モデル

 

その他 性能・機能

→ 履歴管理型

  :モデリングを履歴で管理
  :ロールバック/フォワード機能
  :履歴から簡単に編集・設計変更

 

→ 偏差解析:スキャンデータとCADデータの偏差カラーマップ

 

■ CADにシームレス接続:羽生CADに履歴ごと転送
  (Solidworks、Inventor、Creo、AutoCAD、NX、Catia)

 

活用事例

活用事例
- Customer Stories -

往年のレーシングカーの修復/改善

1950年代のレーシングカーの部品を3Dスキャンし、Geomagic DesignXで高精度な部品データを作成、リバースエンジニアリングを用いて修復と性能向上を図っています。図面がないユニークな部品も製作可能です。さらに、周辺部品のスキャンと3DCAD化を行い、普遍的な3DCADソフトでアセンブリや干渉確認を実施し、安全な走行を目指しています。

工数 → 約50%削減

品質 → 精度改善、性能向上

船舶の製造を高速化

船舶の製造は工数がかかりますが、既製品を3Dスキャンし、Geomagic DesignXでリバースエンジニアリングを行うことで工程を高速化・単純化しています。これにより、正確なサーフェース作成が効率化され、作業が迅速に進みます。多様なサーフェースモデリングツールやミラーリング機能を活用し、短期間で高精度なデータ作成が可能となっています。

 

3Dプリンタでの造形データの作成

従来の鋳物部品を3Dプリンタで作成するため、Artec3Dスキャナで取得したデータをもとにGeomagic DesignXでリバースエンジニアリングを行い、3DCADデータを作成します。難しい形状も再現し、造形後は再度スキャンし、Geomagic ControlXでの検査結果をフィードバックして高精度な最終部品を実現します。

エディション比較


エディション比較

パッケージ比較

DesignX Go

基本的なソリッド機能を搭載した
エントリー版

DesignX Plus

ソリッド/サーフェス機能を搭載した
ハイブリッド版

DesignX Professional

全モデリング機能と自動化ツールを搭載した
プロフェッショナル版

基本的なリバースモデリングフロー
- インポート、スキャンデータ編集
- 座標合わせ、スケッチ、モデリング

自動サーフェス

Accuracy Analyzar

Live Transfer

測定器直接接続

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スキャンデータの自動処理

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点群の高度な編集

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メッシュの高度な編集

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領域分割の自動化・編集

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自動 2D スケッチ

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高度な CAD モデル編集機能

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モデリングウィザード

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ネイティブ CAD の入出力

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エディション比較

OS

Windows 8.1 - 11 (64bit)

CPU

最低2GHzのクロック速度をもつ Intel および AMD プロセッサ 推奨:マルチコアプロセッサ

RAM

16GB以上推奨

表示

32bit トゥルーカラーが必要 最小解像度:1280×960 推奨解像度:1280×1027以上

ハードディスク

30GB以上を推奨、一時キャッシュファイルには1億ポイントごとに約3GBの空きディスクが必要です。
推奨:256GB以上の空き容量を持つ SSD または 10000RPMHDD

GPU

ビデオカード RAM:4GB以上
ビデオカードフレームワーク:OpenGL 4.0 以上をサポートする必要があります。
シリーズ:NVIDIA GeForce 900 シリーズまたは NVIDIA Quadro 相当以上
     AMD Radeon 400 シリーズまたは RadeonPro 相当以上
     
※推奨されていないビデオカードの使用はクラッシュ、グラフィック異常、データの破損を招く場合があります。

その他

スクロール付き 3ボタンマウス・サウンドカード・キーボード・ネットワークカード
Internet Explorer バージョン 7.x以上・Adobe Acrobat/Reader バージョン 5.x以上
レポートツール用の Microsoft Office 2003、2007、または2010
Microsoft windows インストーラ 3.0・Microsoft DirectX 9.0 以降、Microsoft NET 4.0 または 4.5Framework